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地下鉄の駅  車運搬トレイン

  パリからモンサンミッシェルへは結構遠かった。ツアーの場合はバスで行くことが多いそうです。今回はレンヌ迄TGVで行ってそこからはバスです。レンヌからは距離にしては70キロほどだそうです。でも、田舎道なので時間が掛るとのことでした。パリから約3時間20分ほど掛りました。前日に地下鉄に乗降した、モンパルナス駅からの乗車です。地下鉄の駅もTGVの駅も同じところにありますが、TGVの方が近くでした。上は地下鉄の駅とモンパルナス駅で見かけた車運搬用の長い列車です。

モンサンミッシェル遠景  モンサンミッシェル全景

  モンサンミッシェルは海に浮かぶ修道院として有名ですが、現実には堤防のせいで砂が溜まったので、今は年に4回ほどしかその姿を見ることが出来ないそうです。それで今年中に堤防を無くしてしまうそうです。潮の満ち干が大変大きいので、干潟を歩くのは漁師さんのガイドを雇う必要があるそうです。干潟の上を歩いている人たちを見かけました。上の写真はモンサンミッシェルの遠景と少し近くから見た全景です。

通路  狭い

  人気の場所だけに人人人で、うっかりするとガイドさんを見失いそうになりました。色々なツアーが入り交じっていました。通路が大変狭くて人混みで歩きにくい為か、こんなところをと思うような通路を通っている人もいました。

砂浜  

階段      フレスコ画

  簡単なお土産を買って、最後に郵便局で自分に絵はがきを出しました。0.9ユーロの切手を貼って、簡単なコメントを付けて。ガイドさんが旅の思い出に良いですよと教えてくれたので、それも一興だと思いました。その写真は水の中に浮かんでいるモンサンミッシェルの写真を選びました。

  パリに帰り着くと8時頃でした。その日の夕食は、何とはなしに近くにいた者で中華を食べに行きました。ホテルに出店している日本人に、そのお店を聞いた人が連れて行ってくれました。日本人がお勧めの店だけに、味も割合食べやすくて何となくホッとしました。パンに飽きていたことだけは確かです。

エッフェル塔  凱旋門

  翌日はパリ市内観光です。午前中しか時間が取れないので、ごく簡単なものです。エッフェル塔とノートルダム寺院以外は車窓観光です。でもノートルダム寺院ではしっかりと内部を見せてくれたので、良かったと思いました。パリ市内観光のガイドさんは、パリ在住37年とのことでした。「○○は何故でしょう?」とか「これは何の木でしょう?」などといっぱい質問されました。凱旋門は車窓撮影で急いだのでゆがんでしまいました。

セーヌ川  ノートルダム寺院

  ノートルダム寺院は大きな寺院です。内部のステンドグラスがとっても綺麗でした。中で聖歌隊が歌っていたので、厳かな気分をちょっぴり味わうことが出来ました。

ステンドグラス  ステンドグラス

聖歌隊  ノートルダム寺院横側から

     セーヌ川の川岸に緑色のボックスがたくさん見えました。それは本屋さんの屋台でした。前は歩道にあったけれど邪魔なので移動させられたそうです。

屋台  絵の屋台

セーヌ川クルーズ  セーヌ川からノートルダム寺院

  ツアーの解散場所はオペラ座の近くでした。私たちはギャラリー・ラファイエットを覗くことにしました。丁度セール中だったので、何かないかしらとぶらつきました。ツアー中に借りた帽子を無くしてしまったので、手頃なのが無いかと思って探しました。すごく高い帽子ばかりだったけれど、うんと安くなっている品を選んでくれました。自分の帽子は市内観光中に買いました。この旅行中に二つも帽子を無くしたからです。下の写真はセール中のギャラリー・ラファイエットと、街角の写真です。

ギャラリーラファイエット  街角

  下はコンコルド広場の近くにあるジャンヌダルク像。観覧車の近くで見かけました。右は車窓から見た橋で、パリで一番綺麗な橋だそうです。

ジャンヌダルク像  

  空港までの道すがら、添乗員さんが簡単なパリ市内車窓観光をしてくれました。見たいと思っていても見られなかったものは、もちろんいっぱいあります。限られた時間で、何処に力点を置くかです。駆け足だったけれど、充実した旅でした。フランスを南部から北部に移動している時に強く感じたのは、農業が盛んだと言うことです。食を大事にする国だと痛感しました。地方によって見られる畑は違います。その土地の気候にあった農作物が作られていました。食糧自給率がほぼ100%というのは、本当に羨ましいことです。

(2004.07.30  掲載)




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